【大学生へ】教職、本当に取るの?
こんにちは!ぬる(https://twitter.com/@null_strayed_)です。
「教職」って言葉に聞き覚えはありますか?
大学生なら1度は耳にしたことがあるはず。友達が履修してるよ!とか、あるいは自分が教職取ってる!って人もいるかもしれませんね。
教職を履修することで「教員免許」を取得することが出来ます。先生になれるわけですね。これがあれば、就活がもし仮に上手くいかなかったとしても「教員として働くというエスケープ」ができます。
その為、とりあえず保険に教職を取ったり、親が教職を薦めたりするわけですね。どの大学でも見られる光景だと思います。
今回の記事は、教職を履修しようか迷っている人向けの記事です。
ではまず、結論から。教職を迷っているその時点で、
教職は絶対に取るな。貴重な貴重な大学生活のムダでしかない。
労力が半端ではない
教員になる為の苦労は半端ではありません。1年次から4年次まで教職課程の授業を取り続けます。
内容は教員としての心構えやトラブルへの対処、授業の進め方などから学んでいきます。高次になると科目専門教育も増えていきますが、もうこれがしんどい。
私は両親教員、何になるにしても教職は絶対取れと小中高言われ続け教職を取ったクチです。教職への興味は皆無皆無。
そんな私にとってこの「教師とは~」 「学校とは~」というのは本当に苦痛。いや知らねえし。
そして長期休暇になると1週間の準備の後高校、中学へ体験実習があるのです。長期休暇に講義が入るこれがどれだけダルいことか。そして黒髪、ピアスNGというク⚫っぷり。あっ勿論スーツですよ。
課題は盛りだくさん。自分達の大学では日々の授業レポートを手書きで書かされました。21世紀ですよ今は!
「保険で取ろう」と思ってる人がこなしきるには厳しい量です。
まったく就活に有利にならない
教職は資格です。
昔は、教職を持つことで就活を有利に進めることが出来た(らしい)です。教職の教授や親はそう言っていました。
ですが、教授はその後にこうつけ加えたのです。
「今教職を持っていても、就活に有利になることはないよ」
んもうそりゃあそうですよね。
ちょっと考えてみましょ。英語できる、プログラミングできる、Excel出来る簿記会計出来るこれは凄く就活に役立つだって現場で役に立つスキルだもん。子供に芥川教えたり黒船来航教えるスキル、仕事でいつ使えるんですか。
教育系に就くなら使えるかもしれません。それでも回り道過ぎる気がしますが.........。
給料が割に合わなさすぎる
教員は指折りのブラック職種です。
中・高校教員の初任給は約20万円と言われており、地方公務員の平均初任給の16万円よりもパッと見れば高いと言えます。パッと見れば。
この給料には「部活動の時間」まで組み込まれています。日々の指導は勿論残業代、ナシです。
ん?休日の遠征?勿論ナシです。ガソリン代もビタ1文出ません。
もちろんメリットはあります。熱心な指導の結果生徒達が大会で活躍する。輝く充実した青春を送る手助けができる。そこに価値を見出すことでプライスレスだと言えるかもしれません。
と、言うのは綺麗事ですよね。保険で教職を取った人の中でここまでの気持ちを持てる人は極々少数派なのは明白です。
それに、日々の教材研究にも給料は発生しません。部活後、家に帰っても持ち帰り残業。これ労働時間を初任給で時給換算するといくらになると思います?
なんとびっくり、600円程度らしいです。 ヒエー!オソロシイ!
600円ですよ!600!これだけ働いて!あなたがなんとなく取ろうとしてる教職は時給換算だとバイト未満の賃金ですよー!
まとめ
……まだ、「保険で」 「とりあえず」 とか言えます? 「保険で」 「とりあえず」 ファ⚫リー⚫ートでバイトした方がもっと稼げますよ。
再度言います。絶対取ってはいけないです。もっと英語やプログラミングといったスキルを学ぶ方がよっぽどこれからの社会を生きる上で「保険」になり得ます。